空調服はおもに職人さんや工事現場で働いている方が着用されているイメージが強いかと思いますが、庭仕事や畑仕事、洗車、草刈り、アウトドアなど一般的にも使えるシーンは多くあります。
私もその1人で、野外作業がとても多いので空調服を着用することで、かなり快適に作業をすることができるようになりました。
ですが、着用したことがない方にとっては
「本当に涼しいの?」「バッテリーは何時間持つの?」
と思う方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、私が購入したバートルの空調服は本当に涼しくなるのか?、バッテリーはどれぐらい持つのか?を確認してみたので結果を紹介します。
今回、購入したのはこちら
少し高い買い物になりましたが、上の画像のバートルの空調服を購入しました。
ベスト、ファン、バッテリーの3点セットです。
サイズや色は豊富に用意されているので、気になる方は参考に確認してみて下さい。
着用してみる(テスト運転)
それでは室内温度25℃ぐらいの環境で着用し、テスト運転をしてみます。
風量は最大風量(13V)です。
運転を始めると、取り付けた背ファンから風が取り入れられて、ベスト内がふわっと膨らみます。
顔の方へ向かって風が抜けていき、体感的に涼しくなることを感じました。
また、ベストの袖部分とウエスト部分には、ゴムが入っているので風が漏れる心配はありません。
ゴムの締め付け具合も違和感はなく、丁度よい感じです。
体格に合わない大きなサイズを選んでしまうと、風が漏れてしまう可能性があるので、サイズは慎重に選んだ方が良いかと思います。
バッテリーはどのぐらい持つのか?
購入したバッテリーの容量は15,900mAhで、バッテリーの残量表示は5段階で表示されます。
赤いランプは風量(電圧)で4段階の切り替えが可能です。
緑のランプはバッテリーの残量を%で示しています。
また、バッテリーの消耗を防ぐための保護機能がついています。
最大風量(13V)で連続運転した場合、最初の約1時間だけ最大風量(13V)で稼働します。約1時間経過すると、1つ下の風量(10V)に自動で切り替わります。
ここからがバッテリーがどのぐらい持ったのかの結果になります。
最初にバッテリーをフル充電し、スタート時の風量は最大風量(13V)の状態でスタートしました。
1時間毎のバッテリー残量の変化と、完全に残量が無くなるまでの時間を計測しました。
下の表が結果になりますが、約7時間36分(456分)連続運転できることが確認できました。
時間 | 風量 (電圧) | バッテリーの残量 | 変化事項 |
---|---|---|---|
開始時 | 13V | 100% | 開始から58分後に10Vへ切り替わる |
1時間後 | 10V | 90% | 残量が90%に減少 |
2時間後 | 10V | 90% | 変化なし |
3時間後 | 10V | 90% | 変化なし |
4時間後 | 10V | 60% | 残量が60%に減少 |
5時間後 | 10V | 30% | 残量が30%に減少 |
6時間後 | 10V | 30% | 変化なし |
7時間後 | 10V | 10% | 残量が10%に減少 |
7時間36分後 | 10V | 0% | バッテリー切れの為、停止 |
バッテリーの仕様では、最大風量(13V)で連続運転した場合、稼働時間は約6時間ぐらいと記載がありましたが、憶測ではせいぜい4~5時間ぐらいではないかと思っていました。
バッテリーが新品ということもありますが、憶測を遥かに超える長持ちするバッテリーだったことに正直おどろいています。
バートル空調服の特徴
最後に、今回購入したバートルの空調服の特徴を、少しだけ紹介します。
エアークラフト ベストの特徴
エアークラフト ベストの特徴
- 素材はポリエステル100%
※表面はツルツルしてます。 - ポケットは全部で5つ
- 胸ポケット×1(ファスナー付き)
- 脇ポケット×2
- 内ポケット×1(ボタン付き)
- 背ヨーク(マジックテープ付き)
※背ヨークは首の後ろにある保冷剤収納用のポケットです。
※バッテリーの収納は、基本的に内ポケットに収納することになりそうです。
ポケットが多めに付いているので、とても便利です。
それと背ヨークポケットには、スーパーやホームセンター、100円ショップなどで売られているス保冷剤が収納できます。
首を冷やせるのは、熱中症対策にも絶大な効果があるので、とてもうれしい機能です。
ベストタイプの色は他にもあるので、気になる方は確認してみて下さい。
ファンユニットの特徴
ファンユニットの特徴
- ファン×2個
- ファンフィルター付き
- ファンケーブル
- 長さも十分で取り回しが楽
- 重さ
- 約202g(2個)
私は赤が好みなので「スパイダーレッド」を購入しましたが、ファンの色は人それぞれ好みが違うので気になる方は、ほかの色も確認してみて下さい。
リチウムイオンバッテリーの特徴
リチウムイオンバッテリーの特徴
- 充電器付き
- ケーブル分離型
- 風量は4段階から選択可能
- 13V、10V、8V、6V
- 容量は15,900mAh
- 大容量
- 重さ
- 約303g
リチウムイオンバッテリーも、2色用意されています。
色味は確認してみて下さい。
リチウムイオンバッテリーを実際にポケットに収納してみるとわかりますが、ポケットに収納すると少しだけ重さを感じます。
約303gの重さですが、着用後はとくに気にならないかと思います。
また、充電中や運転時もバッテリーが熱くなることはありませんでした。
空調服はさまざまなシーンで活躍できる!
今回は私が購入したバートルの空調服は「本当に涼しくなるのか?」、「バッテリーはどれぐらい持つのか?」について紹介しましたが、結論としてこれだけ長く持つバッテリーであれば安心して使っていけそうですね。
また、実際に直射日光のある野外(30℃以上ある野外)で着用しましたが、風が胸元から顔の方に抜けていくのでとても涼しく感じます。
私の場合は、トラクターの運転や草刈り作業(刈払い機)で着用する事が多いのですが、空調服の上から刈払い機の肩ベルトをかけてもとくに問題はありませんでした。
空調服がとても軽いので、洗車やアウトドアなどでも十分に活躍してくれると思います。
辛い作業でも空調服で暑さ対策が出来ると思うと、本当に気持ちが楽になります。
ぜひ、この機会に空調服を手に入れてみてはいかがでしょうか。
熱中症になってからでは遅いので、気になる方は参考にしてみて下さい。
コメント