ぬかるみにハマったトラクターを救出する

広大な畑や田んぼを管理する方にとっては、トラクターは無くてはならない存在かと思います。

私も畑を所有していますが、今年でトラクター歴2年目です。
昨年、初心者だった私はトラクターがぬかるみにハマリ、抜け出せなくなる事故を起こしました。

とても怖い体験でしたが、何が原因だったのか? なぜトラクターがぬかるみにハマったのか?

私なりにとった行動や、ぬかるみにハマるのを未然に防ぐ為に、トラクターで耕す前に必ず確認している事をお伝えできればと思います。

目次

1年生のトラクター

トラクター歴が無い私にとっては、畑を耕す事などとても出来ないので、トラクターの乗り方(扱い方)を教わる事にしました。

9月の上旬頃にメーカーの担当者さんに、乗り方(扱い方)を実践で教えてもらえないかとお願いした所、ちょうど稲刈りの時期(忙しい時期)と重なっているので、11月頃になってしまうと言われました。

約2か月後の11月上旬に、ようやく乗り方(扱い方)を実践で教えて頂きました。(有料です)

その後、月末ぐらいまで、トラクターの操作に慣れる事と運転感覚を掴む事を目標に、たびたび練習をしていました。

ぬかるみにハマリ抜け出せなくなる


年が変わり、3月下旬頃、前日に雨が降りましたが、練習も兼ねて畑を耕しにいきました。
畑の土は前日の雨で少しぬかるんでいる状態でしたが、気にする事も無く運転をしていました。

隅の方へ移動すると、前日に降った雨が水たまりになっている場所があったので、耕すついでに埋めてしまおうと思い、トラクターの左前輪を水たまりの上に乗せた所、左前輪が底なし沼に足を突っ込んだように潜っていきました。

一瞬の出来事です。

なんとか抜け出そうとハンドルを右に切って旋回しようとしましたが、トラクターが左側に傾いてしまい、身動きが取れなくなってしまいました。

アクセルを踏んでも左前輪が泥を掻き上げるだけで空回りしてしまい、完全にハマってしまいました。
この時、頭の中が自動車に乗って交通事故を起こしてしまったような、愕然とした気持ちになってしまいました。

何が原因だったのか? なぜハマったのか?

後から解った事ですが、前日の雨で水たまりになっていた所は、溝が掘られていました。
この溝は、以前、畑を使っていた人(貸していた人)が、水はけを良くするために掘ったものです。

溝の深さは、50cm~60cmぐらい掘ってありましたが、前日に降った雨の影響もあり、溝には水たまりができていました。
水たまりの下は、水分を大量に含んだ泥になっていて、左前輪のタイヤが潜っていく途中で地面を捉える事ができず、トラクターの下側(腹)が先に地面に接触し、身動きが取れなくなったのです。

溝の掘られている意味も存在も知らないまま、安易な気持ちで水たまりがある溝にタイヤを載せてしまった事が、最大の原因です。

私なりにとった行動

トラクターがハマってしまい、この後、どうしたらよいのか悩みました。
メーカー(ヤンマー)に連絡してみようと思いましたが、レスキューしてもらえるかどうか・・・

悩んだあげく、近所に一年中トラクターに乗っている方がいるので、その方に聞いてみようと思い、自宅まで歩いて向かう事にしました。

幸いにも、その方は自宅に在宅されて居たので事情を説明し、ハマったトラクターを救出する方法を教えてもらうつもりだったのですが、事情を聞いた限りでは自力で抜け出すのは難しいとの事でした。

その方は、親切にも現場に足を運んでくれて状況を確認してくれましたが、トラクターの下側(腹)が地面に接触しているので、自力で抜け出すのは無理だと言われました。

そこで、トラクターを救出する方法としては、もう一台のトラクターでトラクター同士をワイヤーロープで縛り、引っ張りながらハマったトラクターを救出させる作戦をする事を聞きました。

救出作戦

その方は、一旦、自宅に戻り、ワイヤーロープを持ってトラクターを乗って来てくれました。
トラクター同士をワイヤーロープで縛りあげ、合図をしたらトラクターを抜け出す方向へハンドルを切り、アクセルを踏み込んで欲しいと言われました。

私は、すぐにハマってしまった自分のトラクターに乗り、その方が手をあげて合図してくれたので、トラクターを抜け出す方向にハンドルを切りアクセルを踏み込みました。

すると、トラクターが徐々に浮き上がり、左前輪のタイヤが地面を捉える事に成功しました。
私の乗ったトラクターが完全に地面を捉えると、トラクターが抜け出す方向へ動き出し、ぬかるみから完全に抜け出す事ができました。

幸いな事に、トラクターも損傷は無く、車体に泥が大量に付着した程度で済みました。

助けてくれた方へ深く頭を下げてお礼を言い、翌日、お礼の品を持って改めてお礼を言いに行きました。

2ヶ月後

あの事故から2ヶ月後、同じ畑にやってきました。
あの事故の事が頭の中をよぎります。

しばらく雨は降っていないので畑の土は乾燥気味ですが、水たまりのあった溝が草で隠れて見えにくいので、トラクターで踏み入れないように注意して耕していきました。

トラクターで耕す前に必ず確認している事

あの事故の経験から、トラクターで畑を耕す前に必ず確認している事があります。
それは、耕す前に畑を歩きながら自分の目で見て確認する事です。

具体的に言うと、草の背丈がある程度、長くなってしまうと地面の表面が草で覆われてしまい、事故が起こったあの水たまりがあった溝も見えにくくなるので、自分の目で見て確認しています。

自動車の運転で例えるなら、道路が陥没していたら陥没している所は走らないですよね?
なぜかというと、それは目で見て分っているからです。

トラクター初心者の方や運転が慣れていない方は、どうか私のようにならないように気おつけて欲しいと思います。
とくに慣れてくると、自信過剰になり、思わぬ事故に遭遇してしまうかもしれません。

もし、事故にあってしまった場合は、自力でなんとかするのは本当に危険な事なので、状況を良く理解して助けを求める事が望ましいかと思います。
助けを求める事は、恥ではありません。

初心を忘れず、気おつけながらトラクターを安全に運転して頂けたらと思います。

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